プレスリリース

  • News Release

  • 2017年04月04日

中外製薬株式会社

株式会社日本エンブレース

国内製薬業界で初 外来がん治療における 多職種連携 SNS と連動した服薬適正化支援アプリの試行を開始

―副作用マネジメントのための新たなソリューション提供に向けて―

中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 CEO:永山 治)と株式会社日本エンブレース(本社:東京都港区、代表取締役社長兼 CEO:伊東 学)は、患者さんの服薬適正化を支援することを目的として、患者さんと医療従事者とのコミュニケーションを円滑にする多職種連携 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と連動した服薬適正化支援アプリの試験的実施を、一部の基幹病院にて開始したことをお知らせいたします。

服薬適正化支援アプリは、がん治療におけるチーム医療を促進するために中外製薬が開発したサービスです。一方、日本エンブレースは、地域包括ケアシステムの構築に向けて、医療介護従事者専用に開発された完全非公開型 SNSである「MedicalCareStation(メディカルケアステーション)」を運用しています。「MedicalCareStation」は、現在、全国で 2 万 4000 軒の医療関連施設で利用され、また 200 以上の医師会で正式採用されています。

本アプリと「MedicalCareStation」を連動させることにより、患者さんを中心に据えた医療従事者間のコミュニケーションの活発化や、患者さんと医療従事者との円滑なコミュニケーションの促進が期待されます。加えて、患者さんの日々の服薬状況や気になる症状などがタイムリーに医療従事者へ共有されるため、外来がん治療など副作用マネジメントが特に必要な患者さんにおける服薬適正化の向上に資すると考えられます。

今回の試行は、対象となる基幹病院において倫理審査委員会の承認に基づき、利用者を限定して開始されました。本アプリは、多職種連携 SNS をプラットフォームとして運用する方式であるため、試験的実施の検証後、多くの医療機関で容易に導入可能な仕組みになっていることも特色の一つです。

取り組みの背景

外来がん治療では、次回受診までの間に副作用が重篤化し、服薬を継続できないケースがあります。これを回避するためには、副作用の早期発見と対策が重要となるため、患者さんによる自覚症状の記録および医療従事者との速やかなコミュニケーションが可能となる仕組みを構築しました。

ソリューションの構成

服薬適正化支援アプリ: 日常の自覚症状や服薬状況の患者さんご自身やご家族による記録機能、記録情報の多職種連携 SNS への投稿機能、注意すべき症状とその対策動画の閲覧機能など

多職種連携 SNS: 患者さんと医療従事者とのコミュニケーション機能、医療従事者間のコミュニケ―ション機能など

今後の展開

QuintilesIMSアイ・エム・エス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇賀神 史彦)がインタビューやアンケートを通じてアプリの有用性および課題を検証します。その検証結果をもって、多職種連携 SNS と連動した服薬適正化支援アプリの全国展開やがん領域以外での活用も検討していきます。

中外製薬と日本エンブレースは、患者さんを中心に据えたコミュニケーションの構築を通じて、さらなる服薬適正化および副作用マネジメントの推進を目指してまいります。

(参考資料)

服薬適正化アプリと多職種連携SNS(MCS)との連動(イメージ図)

中外製薬について

中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業であり、ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開しています。特に「がん」領域を中心に、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。

国内では、御殿場、鎌倉の研究拠点が連携して創薬研究活動を行う一方、浮間では工業化技術の研究を行っています。海外では、シンガポールに拠点を置く中外ファーマボディ・リサーチが革新的な抗体創製技術を駆使し新規抗体医薬品の創製に特化した研究を行っています。また、米国と欧州では、中外ファーマ・ユー・エス・エー、中外ファーマ・ヨーロッパが臨床開発活動を行っています。2016年の連結売上高は4,918億円、営業利益は806億円(Coreベース)でした。

中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttps://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧下さい。

日本エンブレースについて

株式会社日本エンブレースは21世紀型の社会インフラの要となる、医療分野におけるプラットフォームを構築するために、ICT技術を活用した様々なソリューションを医療介護関係者、医師会、パートナー企業の皆様に提供し、医療・介護・健康・ヘルスケアを取り巻くエコシステムの構築を進めています。

今日、保健医療・介護福祉領域における課題は多岐にわたり、患者さんと医療介護関係者間のコミュニケーションや院内外の医療スタッフ間でのタイムリーな情報共有ニーズがますます求められてきております。

これらの医療現場のニーズに対応すべく、SNSなどの技術を駆使して当社が開発した、病院・クリニック・介護施設・薬局など医療介護分野に特化した完全非公開型医療介護SNS「メディカルケアステーション」により、在宅医療のための多職種連携等を実現することで、少子高齢化や疾病構造の変化など様々な社会的課題の解決を目指してまいります。

本プレスリリースに関する
お問い合わせ先

  • 中外製薬株式会社

    広報IR部
    メディアリレーションズグループ

    03-3273-0881

  • 株式会社日本エンブレース

    メディカルケアステーション運営事務局

    03-6447-2061

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